体臭の原因は運動不足? 体を動かさない人の汗は臭い

運動不足の人は臭い?
体臭のある人のイメージとして真っ先に思い浮かぶのは「汗をかく人」。

そのためどうしても汗をかきやすい肥満の人は体臭が強い印象があり、実際これは「当たらずと雖(いえど)も遠からず」ですが、汗をかくからといって臭いわけではありません。

ある程度の運動を行えばだれでも汗をかきますから、「運動した人=臭い」と連想されるものの、実は普段から運動などを行い汗をかいている人より運動をほとんどしない人がかく汗のほうが臭かったりするのです。

なぜ運動不足の人の汗は臭いのか

運動不足の人の汗が臭い理由はいくつかあります。
代表的なものを挙げていくと…

■汗腺が衰えている

普段から運動をせず汗をかかない人は汗を分泌する「汗腺」が衰えがちで、この汗腺が衰えると汗をかいた時ミネラルの濃度が高くなります。

というのも、汗というのは血液中から水分を吸い取り、それを汗として分泌するというメカニズムで、正常であれば血液から水分を吸い取った際に含まれるミネラルは本来体が再吸収し血液に戻されるのです。

しかし汗腺が衰えているとこの再吸収システムが上手く働かなくなりミネラルの濃い汗が出てしまいます。

本来全身の汗腺の大半を占める「エクリン腺」の汗はわきがの原因となる「アポクリン腺」に比べサラサラしていて臭いの元となる雑菌は繁殖しにくいのですが、汗腺が衰えてミネラルが豊富な汗をかくと雑菌が繁殖しやすくなり臭いを発生させます。

■血液がアルカリ性になる

これも上記の汗腺が衰えていることに由来します。

汗腺が衰えるとミネラルが増え雑菌が繁殖しやすいのは上でも書きましたが、それに加えそのミネラル分によって汗がアルカリ性に傾きます。

本来の汗は肌と同様に弱酸性で、この酸性が細菌や雑菌の繁殖を抑えています。しかし再吸収しきれないミネラル分によってアルカリ性に傾いてしまった汗は雑菌や細菌が繁殖しやすく、それが臭いの元となるのです。

■乳酸とアンモニアが汗と共に排出される

普段運動を行っていない人は当然ながら筋肉量が少なく、また衰えていますから、ちょっとした運動などですぐに疲労物質である「乳酸」が作られます。

この乳酸はアンモニアと結びつきやすい性質を持っており、乳酸がアンモニアを伴って汗として染み出てくることになり、これが汗をかいた時の酸っぱい臭いやアンモニア臭の原因になることも。

運動不足による体臭の解消法

運動不足によって体臭が強くなってしまう大きな原因は大きく分けて「汗腺の衰え」と「筋肉量の低下」の2つになります。

この2つを解消する一番の方法は当然ながら「普段から運動をする習慣を身につけること」で、無理なく全身の筋肉をバランスよく使い、かつ適度に汗もかくウォーキングや軽いジョギングはもっとも効果的。

もちろんテニスやサッカーといったスポーツも有効ですが、なるべく頻繁に、かつ継続して行うことが重要となりますので、どこでも気軽に行えるウォーキングがおすすめです。

また、汗腺を鍛えるという意味ではぬるま湯での半身浴や42~43度くらいのちょっと熱めのお湯での足湯なども有効で、こういった汗腺トレーニング的なものなら自宅にいながらでも気軽に行えます。

ただ、汗腺トレーニングでは汗腺は鍛えられても筋肉は鍛えられず量も増えませんので、基礎代謝を上げ太りにくい体を手に入れるという意味でも適度な運動を取り入れるようにするのがベストでしょう。

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