口臭が強くなってくる年齢とその対策

口臭が強くなる年齢は?
口臭というのは若い人であろうが年配の人であろうがゼロということはありえず、どんなに気を付けていても長時間歯を磨けない状況や食べたものなどの影響で多少の臭いは発生してしまうもの。

ただ、皆さん何となく実感・体感していると思いますが、若い人よりある程度年齢を重ねている人のほうが口が臭い印象があると思われます。

もちろん若い人でも臭い人はいますし、逆に年配の人でも臭くない人もいますが、全体的な傾向としては年を取るほど口臭が強いのは間違いなく、強烈な腐敗臭やドブ臭さを放っている人はおおむね中年以降の人。

果たしてどのくらいの年齢から口臭が強くなる傾向にあるのでしょうか?

なぜ年を取ると口臭が強くなる傾向にあるのか?

口臭の原因となる要素は様々ありますが、基本的には体の不調や衰えによるところが大きく、年を重ねればこれらが顕著になってくるがゆえに口臭という形で現れてきます。

特に口臭に大きな影響を与える要素として…

  • ■歯周病
  • ■舌苔(ぜったい)

この2つが挙げられます。

30代以降の人の8割以上に大なり小なり歯周病を患っており、年齢を重ねるほど悪化しやすい上に放置する人も多く、酷くなった歯周病(歯槽膿漏)によって生み出される口内の膿が強烈な口臭の原因になります。(→歯周病がもたらす強烈な口臭

若い人であれば若いがゆえに酷い口臭に発展するほど歯周病や虫歯が悪化している人は少なく、それが若い人で口臭が強い人は少ない理由なのです。

年を取ると唾液の分泌量が減ってくる

歯周病のほかに舌の表面に白く付着する舌苔(ぜったい)も口臭の大きな原因になります。(→口臭の大きな原因となる舌苔の存在

舌苔は食べたものや舌の老廃物などに細菌が繁殖したもので人によって、また状況によって臭いはかなり変わってきますが、これも年齢を重ねると堆積しやすくなる傾向に。

これら口臭の原因となる歯周病や舌苔には唾液の量も大きく関わってきます。

加齢にともなう唾液分泌量の変化

唾液というのは抗菌作用や口内の洗浄作用があるため歯周病菌や虫歯菌などの繁殖を抑え、また舌苔を洗い流す効果があり口臭予防において非常に重要な存在です。

しかし上図のように年齢と共に唾液の分泌量は減り、それと共に口臭成分やねばつきが増えているのが見て取れると思います。

唾液の分泌量が目に見えて減ってくるのは30代以降で、これは歯周病の罹患率とも相関関係があることから、データからも体感・実感からも口臭が強くなる年齢は30代以降という結論になります。

加齢による口臭を予防するには

30代以降気になってくる口臭を抑えるポイントは以下の3つ。

  • ■歯周病を治す・予防する
  • ■舌苔を掃除する
  • ■唾液の分泌量を増やす

歯周病に関しては根治を目指すには歯科医への通院が必須で、口臭の原因となる歯周病や虫歯の治療とその原因である歯垢・歯石の除去を行う必要があります。

虫歯がないからといって何年も歯医者にかからない人は多いと思いますが、時間と共に歯石は確実に蓄積し大なり小なり歯周病を引き起こしている可能性が高くなりますから、歯に異常を感じなくても6ヶ月に1回は歯のクリーニングを行うようにしましょう。

舌苔はスプーン状のもので舌の表面を軽くこすれば簡単に取り除くことが出来ますが。ただ、頻繁に行うと舌が傷ついていしまうので1日1回やさしくこすり落とす程度に留めましょう。

そして唾液の分泌量を増やす方法ですが、これは食事の時にかむ回数を増やす、口呼吸をしないなどの方法である程度の効果が期待できます。

ある程度固いもの、噛みごたえのあるものを食べると、それだけでも舌苔を削り落とす効果がありますので、よく噛むことによる唾液の分泌量増加と舌苔の除去を考えれば柔らかい食事ばかりというのは避けたほうが良いでしょう。

加齢による体の衰えを完全に抑えることはできませんが、口臭に関しては心がけ次第で十分に抑制することができますので、口の臭いが気になっている人は上記を参考にしてみて下さい。

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