なた豆(ナタマメ)の口臭を抑える効果はどれほどなのか?

なた豆の口臭を抑える効果は?
口臭を抑える食品として有名なのが「なた豆(ナタマメ)」で、なた豆を使った歯磨き粉やなた豆茶、サプリメントなど様々な健康食品が販売されています。

男女問わず30代になれば8割以上の人が大なり小なり歯周病を抱えており、また加齢によって唾液が減ってくると舌苔が増えたり菌が繁殖したりしやすくなったりと口が臭くなる人が急激に増えるため、中年以降の人であればなた豆という名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

ただ、漠然と「なた豆が口臭改善に良い」という情報は見聞きしたことがあっても、どういう仕組み、メカニズムで口臭を抑えてくれるか知っている人は多くないと思います。

ここでは口臭対策に有効とされる「なた豆」が実際に口の臭いを抑える仕組み、どの程度効果があるのかなど詳しく取り上げていきます。

なぜなた豆が口臭を抑えるのか?

私自身30歳を過ぎたころから口のねばつきや寝起きの口臭などがハッキリと自覚できていたため、ネットを巡り改善法を調べるなかでなた豆の存在はなんとなく知っていましたが、その時は実際に使うことはありませんでした。

そのためなた豆が「口の臭いを改善させるもの」というおぼろげな知識はあったものの、どういった作用で臭いを抑えるのかというところまでは分からず、何となく「重曹のように臭いを吸着したりして消臭する」という印象を持っていたものです。

しかし、その後本格的に調べてみるとそのメカニズムは非常に理にかなったもので、“誤魔化す”という表面的なものではないことが分かりました。

なた豆はアミノ酸の一種である「カナバニン」という独自の成分を持っており、このカナバニンの主な作用・効果は「抗炎症作用」や「排膿効果」で、舌苔(ぜったい)とならんで口臭の2大要素である歯周病(歯槽膿漏)による臭いを抑制する効果があるのです。

歯周病は歯垢や歯石が原因で歯茎が炎症を起こし歯を支える骨が徐々に溶けてしまう病気ですが、その過程で大量の“膿”を出し、それが口内の腐敗臭など口臭の大きな原因になっています。

なた豆を摂取すると、膿を排出する作用によって膿が溜まりにくくなる上に抗炎症作用で歯茎の炎症を抑えられることから歯周病自体の改善も望め、一時的に臭いを消すだけの付け焼刃ではなく臭いの根本に働きかけています。

また、その排膿作用から口臭の原因のひとつである蓄膿症の症状を和らげる効果もあり、口臭予防の観点からこれほど適した食品はないでしょう。

歯周病の根本的な解決にはならないが効果は大きい

強い抗炎症作用や排膿効果によって歯周病による歯茎の腫れや膿の蓄積を抑え、歯周病による強烈な口臭を軽減させる効果を持つなた豆ですが、注意してほしいのは「これで歯周病が治るわけではない」という点です。

なぜなら歯周病の原因は歯や歯周ポケットに入り込んだ「歯垢・歯石」であり、なた豆には炎症を抑えたり膿を排出したりする効果はあるものの、歯周病の原因である歯垢や歯石を取り去る力はないからです。

ただ、冒頭でも触れたように30代を過ぎれば8割以上の方がなんらかの歯周病を抱えており、定期的に歯医者に通っても歯周病やそれに伴う口臭を完全に防ぐのは難しいのが実情です。

事実、歯医者でしっかりと歯石を取ってもどこかしらから何となく臭い汁が出ていることは多々あり、私自身半年に1度歯石取りに歯医者に赴きますが、右奥の歯茎からの嫌な味がする汁の排出がどうしても止まりません。

このように歯周病予防や治療は一筋縄ではいかないからこそ、なた豆による口臭の抑制効果が非常に有効なのです。

酷い歯周病の人でもお茶やサプリメント、歯磨きなどでなた豆を摂取すれば口臭改善効果はもちろん歯周病の進行も抑えられますが、可能であれば歯医者で歯垢や歯石をしっかりと除去してもらったうえで仕上げとしてなた豆を使用したいところ。

いずれにせよなた豆は独自の「カナバニン」という成分によって歯周病やそれに伴う口臭を強力に抑制してくれますので、「最近人が顔を背けるようになった」「歯周病が気になっている」「自分でも口臭が自覚できる」というような人はとにかく一度なた豆を試してみて下さい。

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